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特集サークル活動は,楽しくなくちゃ続かない!2024年2月号9人は時にしてスランプに陥り,行動が滞ってしまうことがあります。何らかのストレスが生じて,ルーチンが回らなくなるのです。QCサークル活動においても,負担感・やらされ感・マンネリ化・形骸化といった壁に突き当たって,活動が停滞・渋滞・休止に追い込まれるケースが増えているようです。これまでの自主活動から業務内活動に移行し,社業や業績への期待度が高まったこと,あわせて,昨今のコロナ禍における行動制限といった背景も影響しているかも知れません。その要因を追究してみると,次のようなことが推測されます(図・1参照)。QCサークル活動が停滞している業務形態人間関係データ収集アイテム改善予算活動時間評価基準図・1活動が停滞する要因のイメージ会合と交流機会の充実役割の明確化情報の共有化同じ目線で活動できる仲間との会話が弾む知識が身につく教材や機材の完備アイデアが発揮できる楽しさ対策が実現する改善費用の調達活動時間の確保最後までやりきれるスキルが認められる正しい評価基準図・2楽しさと活性化方策のイメージ•人⇒複雑な人間関係(年齢・経験など)•モノ⇒不十分なアイテム(機材・資料など)•金⇒改善予算の削減•インセンティブ⇒不正確な評価基準•方法⇒活動時間の制約(業務との両立)•情報⇒データ収集の不足•環境⇒業務形態の違い(正規・非正規など)上司・支援者・推進者は,サークルの症状と要因を見極め,的確な活性化策を施して活動を軌道に乗せなければなりません。こうした,停滞した活動を活性化させる方策については,サークルがどのように受け止めているのかがポイントです。活性化の代名詞の一つが,楽しさ」であり,楽しいと感じる活動のエッセンスに方策の効果がうかがえるのではないでしょうか(図・2参照)。そこで,今回の特集では,活動の楽しさから活性化の糸口を紐解いてみました。「サークル活動は,楽しくなくちゃ続かない!」と題し,“活動を楽しみ,楽しく活動している明るく元気なサークル”に,楽しさの背景や秘訣を語っていただきました。楽しさを,改善の進め方やメンバーとのかかわりなど,活動の局面で感じていることを読み取ってください。みなさんのQCサークル活動が,停滞・渋滞・休止といった状況に直面した時の“ヒント”として参考にしていただければ幸いに思います。(鈴井正巳)東海編集小委員会2月号特集メンバー委員長/八木雅弘委員/今枝いち子,遠藤克義,奥山淳,河島和美,櫻木善仁,鈴井正巳,鈴木徹,鈴木則子,萩原璃紗,藤田武彦