QCサークル 2024年1月号(No.750)


>> P.9

推進者のページ2024年年間テーマ推進者・推進事務局のアドバイスでQCサークル活動を楽しく進める工夫活動の悩みを解消やる気をUP!活動のレベルUP!効果的な展開活動負担の軽減活動に夢を与える推進者のページ小委員会上期委員長/佐藤直人委員/石田太,木部和彦,久保田智広,佐藤文哉,志村嘉男,山内高新年あけましておめでとうございます。ものづくりの製造現場からスタートしたQCサークル活動(小集団改善活動)は,現在では事務・販売・サービス,医療・福祉など,幅広い業界・業種にも普及・拡大しています。ただこの活動を熱心に運営・推進しながらも,多くのサークルが悩みを抱えているのも事実ではないでしょうか。こうしたサークルの悩みをしっかりと把握し,その悩みを少しでも解消することができれば,職場の改善活動をさらに前に進めることができ,成果につながる活動になります。一方,推進者・推進事務局には,適切なアドバイスが求められることになりますので,いざという時にアドバイスできるよう日頃からサークルの状況を確認したり,外部からの情報収集を心がけたりしておくことが重要になります。QCサークル活動を進めていく中で,的確なアドバイスが受けられて,悩みが解消され職場の改善で大きな成果が得られれば,達成感や満足感を味わうことになり,サークルとしても推進者・推進事務局に感謝しつつ,その後の活動がさらに楽しく進められるようになるのではないでしょうか。そこで2024年の推進者のページでは,「推進者・推進事務局のアドバイスでQCサークル活動を楽しく進める工夫」をテーマとして,QCサークル活動の推進にかかわっているみなさんに,様々な角度から気づいてもらえるような事例を交えて紹介しますので,参考にしていただきたいと思います。以下に,上期(1月~6月号)の工夫内容を示します。(佐藤直人)各号のテーマ1月号2月号3月号4月号5月号6月号サークルの悩みを聴き取って解消支援する工夫「やらされ感」を払拭して「やる気のある」サークル活動に転換する工夫サークル活動のレベルアップを支援する工夫優良事例を上手に社内展開する工夫活動報告書や成果報告書作成の負担を軽減する工夫サークルに夢を与えることで成長を促す工夫2024年1月号23


<< | < | > | >>