QCサークル 2023年11月号(No.748)


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推進者のページ2023年共通テーマ〜推進者・推進事務局の役割を理解し,活動を活性化しよう!〜第11回企画力を身につける:社外交流企画あれこれ推進者のページ小委員会委員長/久野靖治委員/遠藤克義,小川慎一,高岡円,中條武志,野上真裕,山内高はじめにQCサークル本部が発行している『QCサークルの基本』の中に,以下の記述があります。QCサークルとは,第一線の職場で働く人々が,継続的に製品・サービス・仕事などの質の管理・改善を行う小グループである.この活動は,QCサークルメンバーの能力向上・自己実現明るく活力に満ちた働きがいのある職場づくりお客様満足の向上および社会への貢献をめざす.出典:『QCサークルの基本』(QCサークル本部編)QCサークル活動をより活発化させ,めざす姿を達成するためには,全員参加でメンバーが役割を担い,活動に対するモチベーションを維持・向上させる必要があります。いくらメンバー個々の知識や能力が高くても,モチベーションを維持・向上させないことには,目的を達成するための継続した活動ができないからです。その一つに,“井の中の蛙”にならないために社外と交流を持つことも必要で,特に社外QCサークル大会や研修会,直接的な交流会などの相互啓発を行う場に参加し,刺激を受けることが大切です。今月号では,社外交流会についてのねらいと方法,メリットやその必要性について解説します。また,こうした社外交流会によって,QCサークル活動のレベルアップをはかっている各社の事例(工夫)も紹介しますので,推進者・推進事務局はどのように動けばよいのか,そのような社外交流会のしかけ方を一緒に考えていきましょう。11月号のキーワード社外交流会の意義(効果)(1)社外交流会の企画・運営のポイント(2)社外交流会の企画(2.1)社外交流会に向けて準備すること(2.2)()内は章番号社外交流会時に行うこと(2.3)社外交流会実施後に行うこと(2.4)基本はコミュニケーションをとること(事例1)困りごとに取り組むことが私の満足感(事例2)2023年11月号23


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