QCサークル 2023年10月号(No.747)


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推進者のページ2023年共通テーマ〜推進者・推進事務局の役割を理解し,活動を活性化しよう!〜第10回企画力を身につける:QCサークル,品質管理教育の実践あれこれ推進者のページ小委員会委員長/久野靖治委員/遠藤克義,小川慎一,高岡円,中條武志,野上真裕,山内高はじめにQCサークル活動を通じて職場の困りごとや問題解決をスムーズに実施するうえで,品質管理の基礎的な知識や問題解決能力が不可欠です。また,サークルリーダーとしてチームをまとめるためのリーダーシップや,QCサークル活動の運営に関するスキルも大切です。サークルメンバーやリーダーに対して,こうした能力向上のための教育や研修の場を準備し実施することが,推進者・推進事務局の大きな役割です。しかし,やみくもに教育や研修をするのではなく,個人やサークルのレベルに合った内容をタイムリーに実施すること,場合によっては社内教育のみならず,社外の教育や研修を活用することも活動の幅を広げる意味で大切です。さらに重要なことは,サークルメンバー,リーダーが自ら学ぶ意識を持たせることであり,これを推進者・推進事務局が支援・促進することが効果的な教育となります。そこで今月号では「企画力を身につける:QCサークル,品質管理教育の実践あれこれ」と題して,教育・研修を実施する意義(目的)を再認識するとともに,教育・研修を企画・運営する際のヒントを解説します。また,実際に社内や社外(QCサークル各支部・地区など)で行われているリーダー研修会や推進者・推進事務局研修会など,各種教育・研修の事例(工夫)も紹介しますので参考にしてください。10月号のキーワードQCサークル教育の意義・目的(1)QCサークル教育体系の整備(2.1)教育カリキュラム,資料の作成(2.1)()内は章番号教育・研修参加者の募集と実施(2.2)教育実施後のフォロー(2.2)サークルリーダー向け問題解決研修会(事例1)推進者向け役割認識研修会(事例2)2023年10月号23


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