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特集アンチな意見をヒントに,活動を工夫してみよう!よくあるアンチな意見事務部門は,活動と実務の両立が難しい。活動で職場を離れると仕事が停滞するため,上司や関係先から苦情が出ることもあり,活動しやすい環境とはいえない状況にある。事務部門は活動と実務が両立できない私たちは,このような活動をしています「街頭宣伝マン作戦」で活動と実務を両立愛知製鋼㈱スマートカンパニー「夢mon.サークル」才記美幸さん当社は,愛知県東海市に本社を置く特殊鋼メーカーで,幅広い商品の開発・製造・販売を行っています。私たちは,各事業室で事務関係の仕事を担当するサポートスタッフです。QC初心者から経験豊富なベテランまで,6名のメンバーで活動しています。活動の工夫事務部門のサークル活動歴が浅く,活動と実務の両立に理解と協力が得られにくい時期がありました。そこで取り組んだのが,「街頭宣伝マン作戦」です。活動掲示板(図・1参照)を珈琲コーナーに設置し,活動内容にアクセントをつけて理解活動を行いました。•啓蒙では,サークルの活動状況を写真で紹介。•巻き込みでは,対策をイベント化して協力を要請。たとえば,お客様用のお菓子を選ぶコンテストとし対策に協力してもらいました(図・2参照)。•サポーター拡大では,掲示板での積極的な呼びかけ。といった街頭宣伝をしました。特に,活動への協力要請として,毎週木曜日の10時半から1時間はQCサークル活動で離席することをアピールしました。こうした取組みによって,事務部門の職場実態を知ってもらい,活動と実務の両立をはかりました。才記さん(後列右から2番目)活動掲示板は街頭宣伝マン図・1活動掲示板こんなメリットがあります•事務部門が,縁の下の力持ち的な存在であることが上司や職場の仲間に伝わりました。•他職場の事務系サークルにも刺激を与えました。•役員まで情報が伝わり,活動と実務の両立に向けて,心強い理解者が増えました。図・2お菓子コンテスト◎コメント担当業務が専任となる事務部門では,不在時の代替措置(一人二役制・上司の代行・時間帯シフトなど)と合わせ,社内への業務実態の周知が必要です。この事例では,QCサークル活動への理解を深めることで,実務との両立がはかられています。3つの視点で理解を促進している点に,情熱的な姿勢がうかがえます。(構成今枝いち子)2023年9月号11