QCサークル 2023年7月号(No.744)


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1.2中堅サークルの指導・支援のポイント1)活動が活発なサークルへの指導・支援①リーダーやメンバーの意識が高く,問題解決型ステップやQC手法などの基本的知識があり,活動に対し前向きなサークルに対しては,さらにサークルレベル向上を目指した新しい試み(課題達成型・未然防止型QCストーリーなど)に取り組ませることが有効です。また,上位方針に基づいた一段レベルの高いテーマに挑戦させて経営貢献させることも,更なるやる気とモチベーションを上げてマンネリ化を防ぐことになります。②自サークルのレベルを知るうえでは,活動が活発に行われている他サークルとの交流会なども有効な手段です。他サークルの運営の仕方,活動ステップの進め方などを参考にして,活性化のきっかけを作ることは推進者の役割の一つです。③次のサークルリーダーとなるメンバーの育成については,特に力を入れることが必要です。QCサークル活動の核となる人を育てるためには,ステップリーダー制やテーマリーダー制などを取り入れ,役割分担と宿題を活用して効果的・効率的な育成を行います。全社事例発表会やQCサークル本部主催のQCサークル全国大会や支部・地区大会の聴講や研修会などの受講を通して,他社の活動の進め方や問題解決のスキル,思考プロセスなどを学ばせることも有効です。④サークルへの直接の指導も重要ですが,複数のサークルを持っている推進者は,それぞれのサークルの活動進捗度合いを見える化し,壁やホワイトボードを活用して貼り出すのがよいでしょう。サークル間の競争意識や使命感などが向上するキッカケとなりますので,ぜひ試してみることをおすすめします。見える化の事例として,QCサークル活動記録表や会合議事録などを通路や食堂入り口の掲示板などに貼り出し,上司やサークル以外の人に見てもらう方法があります。⑤さらにサークル活動のモチベーションを上げるうえでも,サークルの上司(課長や部長など)へ働きかけ,普段の活動の状況や定期的フォロー会にも顔を出してもらい,サークルメンバーに,活動に対する労いの言葉や,今後の活動に対するコメントなどの声かけをしてもらうのがよいでしょう。⑥推進者が直接サークルメンバーに指導・支援をするのもよいですが,自立しているサークルに対して必要以上に指導をするとサークルリーダーのプライドを傷つけ,やる気を削い24QCサークルNo.744


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