QCサークル 2023年5月号(No.742)


>> P.11

*学びどころ*ブレーンストーミングで自分たちの困りごとを探り出すのは,テーマ選定で悩むサークルにとって参考になります。呼出し対応の内訳で,バーコード読取りエラーが72.7%でもっとも高く,工程別平均可動率は,半自動梱包機が会社目標の90%以上を慢性的に未達。このことから,バーコード読取りエラーを撲滅できれば,会社目標の可動率を達成でき,呼出し対応も月当たり31.3時間低減できるため,テーマを「バーコード読取りエラー撲滅」に決定しました(図・3参照)。現状の把握バーコード読取りエラーには,異品混入時に発生する「品番照合エラー」と,ガイドから箱の位置がズレて発生する「箱ズレエラー」となる2種類の異常があり,12月度のバーコード読取りエラーの内訳はすべて「箱ズレエラー」でした。読取り範囲を取扱説明書で調べると,縦400㎜横12㎜でバーコードの寸法と比較すると,許容範囲は左右に2㎜しかなく,これ以上ズレると読取り範囲外になります(図・5参照)。体験事例1図・5バーコード読取りエラーの種類異常発生するまでをビデオで録画してスロー再生すると,ロボットが下降し箱を吸着。上昇と同時に2枚目がくっつき,自重で落下し位置がズレて,箱ズレが発生していました(図・6参照)。箱ズレ概要①ロボットが下降し,箱を吸着②ロボット上昇と同時に2枚目の箱がくっついて③2枚目の箱が自重で落下④箱の位置がズレる図・6箱ズレの状況要因の解析メンバーで票取りを行い,静電気が発生する,負圧が発生する,ブラシのあたりが弱い。この3つの要因を抽出しました(図・7参照)。2023年5月号37図・3テーマ選定目標は,2017年12月度に940回発生しているバーコード読取りエラーを2018年6月末までに撲滅です。活動計画は6ヵ月にしてメンバーの強みを活かし弱みを補うため3人1組制としました(図・4参照)。人脈が広い関連部署連携QC手法知見が豊富改善能力QC手法教育制度充実QC手法チームワーク三三図・4目標の設定月度月日年年酒井・犬塚期間作成日作成者悪期間作成日作成者年年〜月酒井・犬塚月度日悪目標%以上目標%以上(月)期間作成日作成者年年月岡本雅月度日すべて箱ズレ


<< | < | >>