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運営・推進のページ2021年共通テーマニューノーマル時代のQCサークル活動事例編(その6)運営・推進のページで1年間連載してきた「ニューノーマル時代のQCサークル活動」も今月で最後です。1月号から6月号までの前半では,研修・教育,コミュニケーション,問題解決・課題達成,活動報告書・発表資料の作成,社内大会の運営・審査の5つに焦点を絞り,情報技術を活用する具体的な方法について解説しました。また,7月号から12月号までの後半では,COVID-19感染防止との両立を目指して,様々な組織や地区・支部で実践されている具体的な取組みを紹介しました。オンラインによる大会や審査,成果報告書の共有,勉強会・研修会の開催,さらにはオンラインとリアルのよいところを組み合わせた会合開催やコミュニケーションの工夫がありました。また,テレワークなど,仕事の形態が変わったことを契機に生じてきた新たな問題・課題に挑戦した活動の報告もありました。今月号でも,興味深い研修や大会,会合の工夫が紹介されています。ぜひ参考にしてもらえればと思います。変化に対して悩んだり,従来通りに行えないことを嘆いたりするより,従来の殻を打ち破るよいチャンスととらえて知恵を出し合い,新しいやり方を生み出していくことが大切だと思います。そんなみなさんの取組みをまた紹介できるのを楽しみにしています。(中條武志)今月号は,㈱島津製作所,三菱自動車工業㈱,日産自動車㈱の3つの事例を紹介します。事例1.㈱島津製作所サークルが切り拓く新しい活動のあり方新型コロナウイルス関連装置の開発や増産,新しい働き方への対応の中で,サークルと推進事務局(運営側)がどのような工夫をしてQCサークル活動を行っていったかをご紹介します。事例2.三菱自動車工業㈱コロナ禍を逆手にとらえた活動QCサークル活動のあり方について,事務局のリーダーシップと,現場部門の具体的な改善対策などについてご紹介します。事例3.日産自動車㈱支援者の熱意,「サークルのモチベーションを下げるな!」~環境変化に強い活動を目指して~サークルのモチベーションを上げるために,全社QCサークル発表大会の工夫とさらにフィードバックを行い,全社大会成功の運営の工夫をご紹介します。2021年12月号23