QCサークル 2021年7月号(No.720)


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運営・推進のページ2021年共通テーマニューノーマル時代のQCサークル活動事例編(その1)2021年上期(1〜6月号)の運営・推進のページでは,コロナ禍において情報技術を活用しながら感染拡大防止とQCサークル活動の両立をはかるための様々な工夫やヒントを紹介してきました。下期(7〜12月号)では,実際に企業・組織やQCサークル地区・支部・本部における取組みを6回にわたって紹介いたします。現在,各企業や組織,QCサークル地区・支部・本部においては,行事を運営する側も,発表,聴講する側も環境整備に苦労しながら,オンラインによる会議はもちろんのこと,発表会や研修会などを行うところが増えています。7月号では,新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令により,第50回全日本選抜QCサークル大会(小集団改善活動)は2021年1月22日に完全オンラインにて開催されました。そこで発表された3サークルのリーダー,推進者・支援者の立場から,発表にあたって,準備で工夫したことや,苦労したこと,オンラインの発表となってよかったこと,今後,同様の発表会の場合,改善したい点などをお聞きしました。新型コロナウイルスが早く沈静化して多くの聴講者の前で自信満々に元気よく発表し,感動を与えることができることを切に願うところですが,「遠方のため」や「業務都合」で,会場まで足を運ぶことが難しい方々にとっては,会場まで移動せずに聴講できるという利点もあります。ぜひとも,ニューノーマル時代のQCサークル運営・発表の方法として,全国のQCサークルのリーダー・メンバー,推進者,管理者の方々の参考にしていただければと思います。■制約なく,より多くの方の聴講が可能トヨタ自動車㈱東富士研究所「ORANGEサークル」(本部長賞金賞受賞)■新たに見えた多くのメリット㈱キョウセイ「I.D.Rサークル」(本部長賞銀賞,審査委員長賞受賞)■ICT化が根づいたサークル運営を㈱小松製作所粟津工場「たんぽぽサークル」(本部長賞金賞受賞)24QCサークルNo.720


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