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事例1リーダー主体による!現場力向上!!~実験部リーダーによる,QCサークル活動V字回復への挑戦~日産車体㈱実験部リ-ダー渡邉成人プロフィール日産車体㈱実験部入社•1986年•2010年「ジャイアンツサークル」サークル長•2014/5年「ジャイアンツサークル」サークル長•2015年実験部リーダー会社紹介当社は,1949年,鉄道車両および自動車の車体製作メーカーとしてスタートし,1951年より日産グループの一員として日産ブランドのクルマづくりを担い,着実にその歩みを重ねてきました。現在は,神奈川県平塚市に本社を置き,国内3工場(右図参照)で12車種の生産を行っています。私たちが勤務する実験部門は,神奈川県の秦野市と日産自動車㈱栃木工場内の2拠点で業務を行っています。会社紹介QCサークルとの出合い入社当時から職場にはQCサークルがあり,先輩方を中心に活発な活動がされていて,いつか自分も先輩たちのように活躍できる存在になりたいという羨望の眼差しで見ていました。そのような環境下で,QCに関する知識は当社の階層別教育で計画的に学び,実践は現場で経験を重ね2010年にサークル長に任命されたことがQCと密接に関わるきっかけとなりました。実験部組織とリーダーの役割業務内容は,車両実験およびコンポーネント実験の15グループに分かれ様々な実験業務を行っています。私たちリーダーは,人財育成はもとより日常業務・安全管理・設備管理など多岐にわたり現場の最前線で現場力の維持向上に努めています。リーダー中心の活動の1つにリーダー連絡会を1回/月開催し,各拠点とSkypeMeetingでつなぎ各連絡事項に加え,実験部の困りごとや課題などを洗い出し共有化をはかっています。実験部組織とリーダー連絡会開催風景実験部門の現場力低下が浮き彫りに連絡会の中で,あるリーダーが「最近の実験部は元気がない」と他部署の人に指摘されたとの発言があり,ほかのリーダーからも「QCサークル活動の成績もぱっとしないし,活動自体が低滞している」との意見が出て,こうしたことが実験部全体の現場力低下にもつながりかねないと判断し,早急に打開策を講じるためにリーダーとして何をすべきか徹底的に論議した結果,基本に立ち返えりQCサークル活動を通じた人財育成が現場力向上への一番の近道との結論に達しました。10QCサークルNo.710