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特集ICTを活用しよう-ICT時代のQCサークル-図・4追跡システム図・5読取り装置3.要因分析現状把握したうえで,特性要因図で「QRコード読取りNG」を要因分析し,OK確認できなかった項目について現場現物で調査しました(図・6参照)。(1)カメラ判定の仕組みの究明:仕組みを究明するため,「画像処理の神」*)に相談したところ(コミュニケーションその2),カメラに7段階で画像処理や判定を行うプログラムを内蔵していることがわかりました(図・7参照)。図・6特性要因図図・7カメラプログラム詳細次にNGデータの分析をしたところ,濃淡・剝がれなどがQRコード読取りに関係していました(図・8参照)。さらに,カメラNGデータをパソコンで処理するとOK判定となり,カメラの処理速度が遅いために,“不明”としてNG判定されていることが判明しました(図・9参照)。図・8QRコード読取りNGデータの内訳図・9処理速度の影響(2)ワーク姿勢:距離センサーの誤検知などでコード面がカメラに正対せず,コード読取りNGになっていることがわかりました(図・10参照)。図・10コード面割出し2019年4月号11