QCサークル 2023年11月号(No.748)


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●第6370回QCサークル全国大会(本部主催姫路)からの推薦●体験事例1三現主義の実践で後工程の苦情を解決した事例思い込みを乗り越えろ~固定概念の先にあるもの~私たちのサークルは平均年齢が33歳と若く,勇猛果敢にチャレンジできる強みがありますが,後先考えずに行動してしまうためチームワークが劣っており,現在のサークルレベルはCランクでこれらの克服とBランクを目標に活動を開始しました。テーマの選定改善でよりよい職場を目指すも,毎日異常に追われ現状維持が精いっぱいでした。その異常対応の内訳は,後工程の苦情が32件,うち品質に関する苦情が21件と半分以上を占めており,これを何とかしようと取り組むことにしました(図・1参照)。(件)異常対応件数(%)が多数後工程研磨工程累積比率〜期間:20ʼ4/6作成日作成者岡田後工程苦情異常処置メーカーその他(件)後工程苦情件数(%)見た目での後工程苦情熱処理品質問題なし苦情累積比率〜期間:20ʼ4/6作成日作成者岡田品質治具欠品図・1苦情の内訳件数件数現状把握品質での後工程苦情を層別するとRC-8での変色によるものが10件ともっとも多いことがわかりました(図・2参照)。工場別理由別炉別品質による後工程苦情21件第二工場19件第三工場2件変色15件洗浄不良4件RC-810件RC-53件RC-92件図・2後工程苦情の層別ヒートサークルトヨタ自動車㈱衣浦工場●所在地:愛知県碧南市玉津浦町10番地1●構成人員:男性8名●メンバー年齢:平均33歳●結成:2015年7月●テーマ歴:5件目●本テーマの会合回数:10回●1回の会合時間:60分(時間内・外)(時間内)こんな事例です単に自分たちの時間短縮に取り組むのではなく,後工程からの苦情を取り上げ三現主義で分析,検証し,後工程も含めたムダな工数低減に取り組み改善した点が参考になります。職場・サークル紹介当社は愛知県豊田市に本社を置き,私の勤務する衣浦工場はトランスミッション専門工場で,碧南市にあり,私は熱処理工程を担当しており,浸炭焼き入れといわれる金属の炭素量を調整し,焼き入れを行う設備「浸炭炉」の維持・管理効率稼働の運用に携わっています。32QCサークルNo.748


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