QCサークル 2022年8月号(No.733)


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特私たちのサークル活動の集工夫を教えますTQM活動の一環としてQCサークル活動が推進されていることは理解できていても,リーダーの悩みは尽きません。「若手が育たない,次期リーダーの育成をどうしよう」といった人材育成のこと,「サークルに活気がない,会合で意見が出にくくなった」といったサークル運営のことなど悩みは深いものです。サークル活動に活気がなくなると停滞感が漂い,やらされ感が充満,徐々にサークル会合への足取りが重たくなってきます。思わず,「もうリーダーなんてやっていられないよ」と本音を洩らしたことのあるリーダーがいるかもしれません。そんなリーダーに朗報です。今回の特集では,近畿編集小委員会委員による,「私たちのサークル活動の工夫を教えます」と題して,「楽しく,わくわくしたサークル活動になる」ための工夫に満ちた7つの事例を紹介いたします。事例1強みの源泉となる「楽しい」,「面白い」ことを指向事例2「わくわく」,「うきうき」がとまらない安全対策の取組み事例3やってよかったという達成感につながる職場の困りごとの解決事例4自分たちの強みが何かを認識し,それを活用した取組み事例5営業ノウハウの共有で商談受注率の向上を実現事例6QC勉強会で学んだことを身近なテーマで即実践し,メンバーの成長につなげる事例7基地の魅力向上〜未来の航空自衛隊のために〜これらの事例は,「楽しく,わくわく,うきうきした活動」でなければ全員参加のサークル活動などできるものではないことを語ってくれています。また,それらを実現するための“明日からみなさんにもできる”創意工夫にあふれています。サークルリーダーの方はもちろん,メンバーや活動支援者・アドバイザーの方あるいは活動推進事務局の方々にも,ぜひ最後までお読みいただき,明日からのサークル活動に活かしていただきたいと願います。QCサークル活動は人間性尊重を第一の理念としています。そのため,サークル運営はリーダーやメンバーの自主性に基づいてなされるものですが,結果として上司の放任につながり,最悪の場合には上司の無関心にいたることもあります。そうなってしまっては,リーダーはもちろんメンバーも「もういや!」という目を覆いたくなる状況に陥ってしまうかもしれません。でも安心してください。そんな崖縁に立たされているリーダーやメンバーはここに紹介した7事例を読めば,明日からは「さあ,やるぞ!」という元気が湧いてくること間違いなしです。活動支援者・アドバイザーや推進者の方々も,見守る立場として,ぜひ,参考にしてください。最後まで「わくわく」,「うきうき」されながら読んでいただければ,「こんなやり方があったんだ」と目からうろこが落ちることでしょう。(榊秀之)近畿編集小委員会8月号特集メンバー委員長/猪原正守委員/北川泰弘,楠和彦,榊秀之,島田茂雄,清水義幸,高木美作恵,名倉三加代,原守,藤本史穂,山㟢崇,山来寧志2022年8月号9


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