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特集サークル評価のあれこれ今年,56年ぶりに東京で開催されたオリンピック/パラリンピック大会が無事終了しました。多くの感動とともに,たくさんの課題を残して2021年が暮れようとしていますが,みなさんは自分自身のこの一年を振り返って,どのようなことが思い浮かぶでしょうか。「けっこう頑張ったな」と満足しますか?「もっと,こうすればよかった」と反省しますか?12月号特集では,一年の振り返りを含めて「サークル評価のあれこれ」をテーマに取り上げてみました。ただし一概にサークル評価といっても,評価する項目や実施するタイミング,あるいは何を対象とするかなど,評価の手段にも多くの考え方があります。こうした評価に関するツールや作成方法,評価後の活用事例など,特にサークル自身が行う「自己評価」を中心に実例から紹介してまいります。個人でもサークルでも,激励され活躍を期待された時に,やる気が起きるものです。また目標や目指す姿が明確になった時にこそ力を発揮し,その努力を惜しまないものです。その基本には,今の状態や変わった程度が正しく評価され,その結果に納得できることが必要です。評価することが目的ではなく,評価することで,やりがいと達成感を味わえるQCサークル活動(小集団改善活動)になるようなしかけをぜひ見つけてください。関東編集小委員会12月号特集メンバー委員長/山内高委員/小川慎一,志村嘉男,津田和彦(山内高)2021年12月号9