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多能工化事例1属人化業務⇒標準化業務による「残業+休出時間の偏り」削減㈱SCREENSPEワークスたがためサークル当社は,㈱SCREENセミコンダクターソリューションズのグループ企業として,富山県高岡市に本社工場と能町工場を滋賀県彦根市に彦根事業所の3拠点を置き,「半導体製造装置」の組立てを担っています。私たちのサークルは,男性4名,女性1名の5名で構成し,「全員協力し,楽しく活動しよう!」をモットーに活動を行っています。「たがためサークル」のみなさん1.テーマの背景近年日本で働き方が問われ,国をあげて「働き方改革」が推進されています。当社においても,「働き方改革で社員も会社もWIN-WIN」を掲げて活動を進めており,2019年2月に働き方改革推進企業・富山県知事賞を受賞しました。このような中,私たちの課では2018年度上期に,残業時間が1ヵ月当たり40時間/人を超える月が4ヵ月連続し,また,課員間で41.7時間の残業時間のかたよりがあるという課題が残っていました(図・1,2参照)。そこで,この課題解決をテーマに取り組むことにしました。(時間)2,5002,0001,5001,0005000【2018年4月〜9月】基本残業(平日)休出残業時間残業40時間ライン定時ライン4月5月6月7月8月9月(時間)100806040200【2018年4月〜9月】残業(平日)休出偏り=41.7時間平均=61.6時間AさんBさんCさんDさんEさんFさんGさんHさんIさん図・1課員9名の月別労働時間図・2課員9名の月当たりの残業時間+休出平均時間2.Before①残業/休出時間が,月80時間近くになるA,Bさんについて,業務内容を調査したところ,現場事務作業にかかわる業務に労働時間全体の50~60%の工数を割いていることが確認されました(図・3参照)。②それらの業務については,難易度が低い業務であっても,㋑業務バランスを考慮した「役割分担表」が作成されていない。㋺作業者のスキルにかたよりがあるため多能工化できていないことが確認されました。(時間)300250200150100500【2018年9月〜10月】1.個人課題2.教育関係3.会議出席4.現場事務作業125.8(49.8%)154.1(61.6%)4.現場事務作業2名平均=140時間AさんBさん図・3A,Bさんの業務内容10QCサークルNo.708