ＱＣサークル　2020年6月号（No.707）

運営・推進のページ令和を機に活動の基本を再確認しよう!運営・推進のページ小委員会委員長/藤本高宏委員/河島和美、鈴井正巳、八木雅弘、山田益久共通テーマ2020年はじめに2020年の運営・推進のページは,令和への改元を機に活動の基本を再確認しようという趣旨のもと編集しています。サークル活動を運営・推進されるみなさん方が,活動を振り返る時,あるいはスタートアップするにあたっての参考になれば幸いです。記事構成各月のタイトル(活動の基本事項)ごとに,「解説」,基本に忠実で模範となる「事例」,「よくある質問と回答例」の3つで構成しています。タイトル目標設定の仕方と工夫要因解析の仕方と工夫対策立案・実施の仕方と工夫効果確認の仕方と工夫標準化と管理の定着の仕方と工夫資料作成と発表の仕方と工夫月号789101112タイトル改善活動とQCサークル推進組織と役割分担PDCAの管理サイクル全員参加(会合)の仕方と工夫テーマ選定の仕方と工夫現状把握の仕方と工夫月号1234566月号の概要現状把握の仕方と工夫今月は,「現状把握の仕方と工夫」についてです。現状把握は,取り上げた問題にもっとも影響している問題点を抽出するステップで,活動の方向性や論理性を決める重要なターニングポイントになります。三現主義による事実の確認とデータ分析によって,手を打つべき問題点を抽出します。何を調査し,どのようなデータを収集・層別・分析して,問題から問題点へ展開するのかを再確認してみましょう。事例では,・徹底した三現主義で問題点を追究(トヨタ紡織㈱)・層別によってお客様サービスの盲点に気づく(東海旅客鉄道㈱)を紹介しています。問題点の絞込み方などの参考にしていただければと思います。問題事実確認・データ分析不良件数(鈴井正巳)問題点!2020年6月号27