QCサークル 2019年6月号(No.695)


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うに,日常業務優先で月末月初は活動しない,活動は全員で議長と書記は当番制にする,事務局に特別サポートをお願いし,会合は週2回の定期開催,と運営方法を工夫しました(図・4参照)。員が女性派遣社員で,平均年齢45歳…若い!とはいえませんが,主婦や子育てをしながら働いているベテランばかりです。2.サークル結成のきっかけ2014年4月から女性の派遣社員も社員主体の改善活動に参加することになったのですが…。私たち派遣社員の困りごとはテーマ選定で最下位となり,選ばれない状況が3期続きました(図・2参照)。図・3タンバリン♪発足図・2テーマ選定の結果でも,「諦めたら改善できない!改善したい!」と強く思い,「私たち(派遣社員)だけでサークル活動やりたいです!」と事務局に相談しました。社員が所属していなくても活動できるということがわかり,担当次長と部長からも,「自ら活動を申し出てくるサークルは,やる気があっていい,どんどんやってみなさい」という後押しをもらい,活動に向けて動き出すことにしました。図・4運営の工夫5.1期目:初めての会合とテーマ選定初めての会合では,ワイワイガヤガヤと,みんながそれぞれ困りごとをあげ,出てきた困りごとは全部で19個。それを「他責」と「自責」に分け,「自責」の中からマトリック3.「タンバリン♪サークル」発足活動に向けて動き出そうと思ったものの,QC知識はほぼ「ゼロ」の状態。リーダー研修を受講しても,今一つ理解が進まず不安もありましたが,「活動しながら学んでいこう」ということで,みんなに声をかけ,最初は6名での活動となりました(図・3参照)。4.気持ちよく活動するために~サークルの決めごと~まずは,みんなが気持ちよく参加できるよス図を用いて7項目で評価しました。その結果,評価点が高かったのは「休んだ時の代行者がいない」という困りごとでした。代行者がいないと困る作業として6つの項目をあげ,その中から,「設計工数入力アシスト業務」における困りごとについて問題解決活動に取り組むことにしました。6.現状把握と目標の設定設計工数入力アシスト業務とは,メンバーが毎日入力した作業工数を,管理者が入力のチェックと,修正および承認をする中で,管30QCサークルNo.695


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